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企業詳細情報

熱田起業株式会社

1956年の創業時から、航空機の部品製造に取り組んできた「熱田起業」。難削材の加工技術を強みに、ロケット部品も含む航空宇宙機器分野で実績を築いてきました。若手社員のスキルアップを追い風に、さらに難易度の高い航空機エンジン部品にも意欲を燃やします。

機体からエンジン部品へたゆまぬ挑戦


AI機能付きの最新鋭マシンを駆使
 航空機1機には、自動車の100倍にあたる300万点もの部品が使われています。「熱田起業株式会社」が手がけるのは、その中でも多品種・小ロットで高い精度が要求されるもの。戦後初の国産旅客機「YS11」に始まり、最新旅客機やロケット、国産初のジェット旅客機MRJまで、60年以上にわたり幅広い航空宇宙機器部品を製造。取扱品目は2,000種類以上に及びます。同社の強みは、形状が複雑で熱変形しやすい“難削材”の切削加工技術を確立したこと。鉄・マグネシウム・アルミ・チタンなど材料それぞれの特性を見極め、多彩な部品を少量ずつ加工するには、高度な技能が要求されます。修得には長い時間がかかり、工場には勤続50年以上のベテランたちが現役で活躍中です。そんな中、数年前に30代半ばの社員が、狭き門とされる機械加工(普通旋盤作業)1級技能士にいきなり合格。後を追うように若手社員が技能検定にチャレンジする風土が生まれ、機械加工・検査部門で合格者が次々と誕生。資格取得が自信となり、個々人のモチベーションアップにもつながっているといいます。
 そうした社内の意欲を追い風に、同社は新規事業として航空機の“エンジン”部品への参入を目指しています。機体部は-60℃から+40℃くらいまで、およそ100℃の温度差に耐えればいいのですが、エンジン部は1,500℃の高温にさらされます。それが究極の部品といわれるゆえん。2016年、同社は手始めに中部経済産業局などが主催する航空機エンジン部品加工トライアルに参加。2部門のうちあえて難しい方に挑戦し、品質No. 1の評価を獲得することに。しかし課題も見つかりました。品質やコストを安定させるための管理力に欠けると指摘されたのです。現在は専門のコンサルタントの指導で問題点を洗い出し、管理力の向上に向けた努力を重ねています。LCC(格安航空機)の急増に伴い、今後20年間で航空機の数は倍増するとの試算も。同社は得意とする難削材の加工技術で、さらなる飛躍を目指します。

人の上に立つことで自分も成長する


製造部 フライスグループ リーダー 入社3年目 青山 知裕さん
 機械加工に興味があり、自動車関連の部品メーカーの仕事を経て、熱田起業に入社。「きれいな工場だな」というのが第一印象でした。若くして1級技能士を取得した現工場長と話をして、こういう先輩がいる会社なら間違いないと思いました。僕自身も技能検定2級に合格し、フライスグループのリーダーを任されています。全体の仕事を見て、誰に何をやってもらうか考え、指示を出す。人をリードすることで自分も成長できると感じています。
 飛行機は部品が膨大で、様々な材料を条件に応じて加工します。そこが面白いところですが、反面、今まで経験したことのない材料を扱う時には緊張します。安全を支える要だけに、失敗は許されない。プレッシャーはあるけれど、やりたいことにどんどんチャレンジできる環境です。
 職場の雰囲気は明るく、楽しい先輩がたくさんいます。若手社員の企画でフットサルや卓球、ボーリング大会なども行いました。60周年記念の社員旅行では、配偶者も一緒に福岡へ。飛行機部品をつくっているのに、実は一度も乗ったことがなくて。搭乗中はずっと緊張していて、それも貴重な経験かな(笑)。

誇らしげに「技能士」の名札をつける社員を増やしたい


専務取締役 中嶋 正行さん
 完璧が当たり前とされる航空宇宙機器部品。そのハードルの高い要求に応えるため、当社は高い精度と確かな品質保証に重点を置いてきました。長年にわたり培ってきた難削材の加工技術は多方面で活用できるため、今後は他業種への貢献も可能と考えています。
 2011年の新社屋竣工を機に、分散していた工場を集約。社内のコミュニケーションが充実することで、ベテランから若手社員へ技能の伝承がなされ、全社的にスキルの底上げが図られてきました。憧れの技能士資格を取得するため、会社としても様々な支援を行っています。検定前の準備や勉強は業務の一環と考え、残業代を支給。受験手数料は会社が全額負担し、合格すれば2級は5,000円、1級は1万円の技能手当を毎月付与。名札や名刺に「技能士」と記されることは、大きなモチベーションになっています。
 今、製造業には元気があります。航空宇宙産業は自動車に続く次世代の産業の柱になる可能性が高く、伸びしろが大きい。当社でも若手社員の成長が、今後の発展の鍵となるでしょう。

企業情報


クリーンな工場内には高性能機器が効率的に並ぶ
企業名 熱田起業株式会社
所在地 名古屋市中川区福船町四丁目1番地の1
創業・設立 1954年
資本金 15,000千円
代表者 代表取締役 矢野 照明
事業内容 航空宇宙機器部品製造
従業員数 34名(パート含)
職種 事務職・営業職・製造職
URL http://atsuta-kigyo.co.jp/
掲載開始日:2019年1月9日
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