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企業詳細情報

株式会社光洋工芸社

自動車メーカーの教材用模型やモーターショーの展示台などを、プラスチックで製作する「株式会社光洋工芸社」。コンマ数ミリの精度にこだわる職人たちが、ニッチの極みともいえる技術を支えています。

大手自動車メーカーに認められた加工技術


トランスミッションの仕組みを模型で再現
 プラスチックの加工・研磨・組付に特化した会社が、名古屋市天白区にあります。商社や大手自動車メーカーなどに、工業用プラスチック・教材用模型・展示用ツールなどを納入。中でも特徴的なのが、自動車メーカーの海外工場向け教育ツールです。車と同じ鉄素材では、重量があり輸送コストもかさむ。そこで、軽量のプラスチックを用いてモーター、トランスミッション、四輪駆動やハイブリッドなどの模型を製作。文献からは理解しにくい車の構造や動きを、わかりやすく説明します。とりわけ車文化のない新興国向けの需要が、年々高まっているとか。また、モーターショーなどで自動車部品のディスプレイに使われるアクリル製展示台も、近年大きく需要を伸ばしている分野。最も見栄えが良くなるよう、形状に合わせて角度や高さを調整するなど、きめ細かな工夫が評価を得ています。
 製品は一点一点がオーダーメイドで、パーツではなく完成品として提供しています。工場の1階で部品を製作し、2階でシルクスクリーン印刷を施し、3階で組み付けを行うという流れ。工場というよりは工房という雰囲気の中、熟練職人がコンマ数ミリの緻密な作業に取り組んでいます。しかし、人的パワーに頼るだけではいずれ限界が来る。同社では設備力の強化も必要と考え、2018年末に切削機械・NCルータを導入。寸法制度への要求が厳しくなる中、精密なくり抜き作業を自動化できるため、職人の負担軽減が見込まれます。「モノづくりの会社は、つくり手こそが財産。これまでは日々の現場努力で創意工夫しながらやって来ましたが、設備と人が融合することで、さらに可能性が広がるでしょう」と代表取締役の赤井宏彰さん。今春から2名の若手が新しく仲間に加わることも明るい話題です。品質重視の信念に立ち、培って来た技術を次代へ継承していくことで、さらに活力ある企業を目指していきます。

単調な仕事なら続かなかったかもしれない


製造管理部 部長 入社33年目 木村 俊典さん
 昔からモノづくりが好きで、当社には友人に誘われて入社。33年も続けて来たのですから、この仕事が合っていたのでしょうね。図面を元に寸法を測り、切断し、穴開けなどの加工をし、組み付けて製品にしていく。単調な仕事ではないのが面白いところです。分業制ではなく、自分が最初から最後まで関わり、完成品をこの目で確かめられるのもいい。製品は1時間程度で出来上がるものから、2~3日を要するものまで様々です。寸法の感覚はコンマ何ミリという世界。子供の頃はプラモデル作りが好きでしたが、その比ではありませんね(笑)。
 部下たちには、とにかくケガをしないよう厳しく言っています。油断した時が一番怖い。漠然と気をつけろと言ってもダメ。本人は気をつけているつもりですから。「刃物に向かって手で押さえるな」「手袋をはめろ」など、具体的に指示するよう心がけています。
 これまでずっと手加工でやって来ましたが、生産性を上げるために、今後は機械加工にも取り組んでいくことになりました。でもちょっとした修正などは、手加工の方が対応しやすい場合もある。アナログはアナログなりのいいところもあるんですよ(笑)。

モノづくりのその先まで思いを馳せて


代表取締役 赤井 宏彰さん
 当社の社員はみな、モノができていくことに喜びを見出していると思います。でも納めたら終わりと考えず、例えば東京モーターショーの展示物など、製品がどこで使われ世の中でどんな風に役立っているか。そこまで思いを馳せることができれば、責任感ややりがいも増すのではないでしょうか。
 モノづくりというのは、自分自身の手と頭で覚えていくしかない。図面を読み取ることから始まり、削り・曲げ・穴あけ・磨きなど、一連の技術を身に付けるまでには時間が必要です。でも諦めたらそこで終わり。もっときれいに仕上げたい、もっとスピードを上げたい。そんな思いで1日1日積み重ねたことが、自分に返ってくる。そうやって頑張ってくれる社員がいるからこそ、お客様が信頼してくださるのでしょう。そういう私自身が社内で一番不器用(笑)。だから社員に感謝の意味で、少しでも作業がはかどるよう切削機械を導入したわけです。熟練職人が初歩的な作業に時間を取られるのはもったいない。本来使うべきところにパワーを注いでもらいたいですから。人が育つ会社は、機械の使い方もうまいはず。今後は設備投資と人材強化の両輪に力を入れていきたいですね。

企業情報


職人の手作業による精密な加工技術が自慢
企業名 株式会社光洋工芸社
所在地 名古屋市天白区井の森町32番地2
創業・設立 1961年
資本金 10,000千円
代表者 代表取締役 赤井 宏彰
事業内容 プラスチック、加工、自動車模型教材
従業員数 6名(パート含)
職種 事務職・製造職
掲載開始日:2019年1月9日
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