本文へジャンプ
メニュー
トップページへ

色の変更
文字サイズの変更
ここから本文です
トップページ企業の魅力発信検索結果一覧 > 企業詳細情報

企業詳細情報

株式会社村瀬鞄行

子どもたちが6年間を共に過ごすランドセル。大量生産・大量消費の時代にあっても、良いものを大事に使うという価値観に支えられた数少ない商品です。「村瀬鞄行」は成長期の子どもに寄り添い、丈夫で気遣いにあふれた130年以上続く日本独自の文化ランドセルを、一つひとつ手作業で仕上げています。

職人の手仕事を継承し村瀬ブランドを守る


伝統を守りながら素材・機能・構造の改良を重ねる
 創業61年、名古屋市中村区にある「株式会社村瀬鞄行」の本社ショールーム。壁一面の棚にはピンク、紫、赤、水色など色とりどりのランドセルが並び、まさに百花繚乱。等身大の鏡に向かい、家族で楽しげに選ぶ様子が目に浮かびます。小学校入学から卒業までの6年間、1,000日以上にわたって子どもたちの肩に背負われるランドセル。楽に背負えて丈夫で、学校に通うのが楽しくなる。そんなランドセルづくりに、同社は真摯に向き合ってきました。1枚の革からパーツを切り抜き、手縫いで革を糸で締め上げ、一つひとつ丹精込めてつくり上げる。大量生産できないため、早期から“ラン活“が始まり、入学1年前には完売するモデルもあるほどです。
 7年前までは、百貨店などへの卸売りが中心でした。当時はバイヤー主導だったため、消費者ニーズを掴み切れないもどかしさがあったといいます。その後、インターネットの普及で流通が激変。さらに製造物責任法の施行で製造者名が明記されることとなり、消費者から直接のオーダーも増えました。これらが追い風となり、直販にシフトすることに。現在では東京・渋谷と大阪・梅田にも直営店を構え、業績は堅調です。同社では部門の垣根を超えて、全員がローテーションで店頭販売に携わるのが特徴。つくり手の思いが伝えられると同時に、エンドユーザーの生の声から改良のヒントも得られるのです。
 ランドセルの他、スクール指定鞄でも25年以上の実績を持つ同社。制服に合わせてデザインしてほしいという依頼に応えたのがきっかけでした。これまでに有名私立中学校・高校・幼稚園など全国で累計700校以上。企業別注鞄でも、公共から民間まで200種類以上の実績が。近年は高齢化が進む鞄職人の技術伝承にも尽力しています。キャリア50年の熟練職人の元で3年間修行し、工場長として工房を率いるのは28歳の若手社員です。丈夫でデザイン性・機能性に優れた村瀬ブランド。社内にはその誇りを守り、伝えるための心意気が満ちています。

つくり手主導で仕事を進められるのがやりがい


営業部 業務課 主任・リーダー 入社11年目 五藤 庸介さん
 村瀬鞄行には営業職で入社しましたが、外回りの仕事は少ないんです。新商品の企画やシーズンに向けた提案用の資料作成、材料の発注や在庫管理など、様々な仕事に携わっています。時には工房で縫製もやりますよ。当社では実技研修や技術認定試験が必須で、みんな手縫いができるんです。全員職人のスタンスですね。村瀬鞄行の名前が業界で広まってからは、「こういう商品をつくりたい」とこちらから提案できるようになりました。つくりたいものをつくるのが我々の会社ですから(笑)。そんなところにもやりがいを感じています。
 一番楽しいのは、店頭でお客様と接する時間。色々な声を製品作りに反映できるだけに、やりたいこともいっぱい出てきますね。シーズン前には全員で勉強会を開き、これまで扱った製品や接客についての情報を共有します。モノづくりの仕事は楽なことばかりではありません。でも我々にできるのは、一生懸命に鞄をつくって売る。それに尽きるでしょう。真剣に仕事に向き合えるのは素晴らしいと、つくづく感じています。

商品を売って「ありがとう」と言われる仕事


代表取締役社長 林 州代さん
 お子様が誕生して6年が過ぎ、いよいよ義務教育が始まる。その人生の節目を象徴するのがランドセルです。一生に一度の大切な買い物だけに、ご両親からおじいちゃんおばあちゃんまで3世代の来店も多い。家族にとっての一大イベントですね。中には3〜4回足を運ばれたり、家族会議を開いたという話も聞きます(笑)。お子様自身に選ばせることもポイント。「自分で決めたんだから、6年間大事に使うんだよ」と言えますから。帰り際、「お店の人に、ありがとうは?」と促すご両親も。感謝したいのはこちらなのに、商品を売ってありがとうと言われるなんて。こういう場面に出会えるのは無償の喜びです。ランドセルはつくづく教育の一環だと思う。決してなくしたくない日本の文化です。
 背負いやすさはもちろん、耐久性・収納力・安全性など、伝統の手縫い工法を守りながら、当社のランドセルは50年間改良を繰り返してきました。若い社員が多く、新しいアイデアもどんどん出てくる。自分たちがつくったランドセルを背負う子どもたちを見るのが、一人ひとりの喜びであり誇りです。

企業情報


本社ショールーム
企業名 株式会社村瀬鞄行
所在地 名古屋市中村区黄金通4-10
創業・設立 1957年
資本金 16,000千円
代表者 代表取締役社長 林 州代
事業内容 鞄製造卸販売、ランドセル、学校別注鞄
従業員数 19名
職種 事務職、営業職、総務職、製造職
URL http://www.murasekabanko.co.jp/
掲載開始日:2019年1月9日
検索ページに戻る 気になった企業は求人検索
Copyright © Nagoya City All Right Reserved.