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企業詳細情報

尾張車体工業株式会社

車両運搬車や医療用検診車といった特殊車両の製作を手がけ、85年の実績を築いてきた「尾張車体工業株式会社」。顧客のオーダーに合わせて1台1台ハンドメイドで仕上げ、全国に納品されています。

世界でひとつの特装車を手がける車体製造のパイオニア


チームで協力しオリジナルの車体を仕上げる
 トラックの荷台部分や、特殊車両の内装などに積載される装備を、「架装」といいます。「尾張車体工業」は、車両運搬車や医療用検診車の架装に特化した、車体製造のパイオニア。昭和9年(1934年)の創業から、85年の歴史があります。戦後から高度経済成長期にかけては、主に宣伝カーやラジオ局の放送車などを製造。作業は全て手叩きのハンドワークで、ブリキのおもちゃのようなイメージだったといいます。その後、各種検診車・医療車・移送車などの特種車(とくだねしゃ)にも対応。さらにモータリゼーションによる輸送業界の発展に伴い、車両運搬車の製作を開始。現在は医療用検診車との二大柱で、多様化するニーズに応えています。
 自動車メーカーの販売店に納入される車両運搬車は、1台積から5台積まで様々。安全性・作業性・積載性を兼ね備えた同社の製品への信頼は高く、トヨタ製小型車輛運搬車の生産数は累計1万台を突破しています。医療機器メーカーからのオーダーで生産するのが医療用検診車で、胸部検診車・循環器検診車・胃部検診車・ドクターカーなどこちらも多彩です。マイクロバスの座席を取り払い、必要な機器を組み込むため、荷重バランスを考慮して設計。全て顧客仕様にカスタマイズされたオーダー品で、同じ仕様の車は2台とありません。いわば一戸建ての注文住宅を建てるイメージです。「鈑金は今も手作業ですから、技術を身に付けるまでにはある程度の年月が必要です。でも完成車を見られる喜びがあり、車やモノづくりが好きな人に向くのではないでしょうか」。そう代表取締役社長の酒井紀孝氏は、仕事の魅力を語ります。特殊な技術が必要なため競合が少なく、車輛運搬車については、数年先まで受注が入っている現状。顧客は大手企業や団体を中心に、全国に広がっています。手がけた車両はひと目でわかるため、街で見かける度に自分の仕事が世の中で役立っていることを実感できるそうです。

裏方として現場を支えながら意識改革も実現


フォークリフトなどの資格取得は会社が支援
 私の役目は現場の作業がスムーズに進むよう、部品調達などの下準備をすること。2年間飲食業界を経験してから入社したため、食材の仕入れで身に付けた段取り力が、今の仕事にも活かされています。当社はあくまで現場がメインで、自分は裏方。各部署とのミーティングでは、作業の進捗状況や、どの部品がいつまでに必要かなどをリサーチ。常にコミュニケーションを取りながら、仕事を進めています。
 コスト管理も重要です。鋼材を裁断した残りをストックして活用するなど、無駄を出さないための施策を提案。端材と思って捨てていたものがお金になるんだよ、と言い続けてきました。コスト削減で得た利益は、道具を新しくしたり設備投資に回せる。自分たちの仕事にも還元されると理解してもらうことで、現場にも原価意識が根付いてきたように感じますね。
 日本を支える根幹は製造業という自負があります。技術を身に付けるまでには苦労もありますが、楽な仕事ばかりに流れると経済の根幹が揺らいでしまう気がする。今後も製造業を盛り立てて、次の時代へつなげていきたい。そんな思いに共感してもらえる方をお待ちしています。(入社6年目Sさん)

ベテランから新人まで幅広い社員が活躍できる風土


代表取締役社長 酒井 紀孝さん
 特殊な技術が求められる車体製造は、今でも職人的な仕事であることに変わりありません。材料の切断・穴あけ・鈑金加工・溶接・塗装など幅広いスキルが必要となります、とりわけ鈑金は手作業で叩いて仕上げる一番難しい作業。ベテランの戦力は貴重で、70代の職人さんも現役です。定年は65歳ですが、希望があれば1年ごとに継続延長。体力に無理のない範囲で頑張ってもらえればと思います。
 一方、昔ながらのやり方で、見て盗んでうまくなるという時代ではありません。未経験者にも丁寧に仕事を教えながら、技術の継承を図っていくことが大切です。入社後は、溶接機やリフトのメーカーが行う講座や実技講習などの勉強会に参加。現場に入ってからは、工具の使い方や機械操作など、基礎から順を追って身に付けていきます。資格取得の費用は会社が全額負担。専門職のプライドとやりがいを持って、長く頑張ってもらえればと思います。
 大量生産できない一品ものを、オーダーでコツコツつくり続けていくことが、当社のような中小企業が生き残る道。今以上にお客様にご満足いただくためには、創意工夫をモットーに技術を磨き続けることです。溶接だけでも鈑金だけでもなく、複数の技術を併せ持つ多能工の集団になるのが理想ですね。

企業情報


手がけた車両は全国で活躍
企業名 尾張車体工業株式会社
所在地 名古屋市中村区稲上町1-24
創業・設立 1934年
資本金 44,00千円
代表者 代表取締役社長 酒井 紀孝
事業内容 車両運搬車・医療検診車等の車体の架装
従業員数 55名(パート含)
職種 営業職、総務職、技術開発・研究職、製造職
URL https://www.owarishatai.jp/
掲載開始日:2019年2月19日
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